★Sapporo Christian Group★
日本人に贈るメッセージ
文化庁「宗教年鑑」によると日本における宗教の信者数は、神道系が約92%、仏教系が約83%その他を合わせると合計2億1500万人となり、日本の総人口の2倍弱のになります。
ほとんどの人は文化的、伝統的に複数の宗教にかわっておりますが、しかしその実態は無宗教だとも言えます。それは悪く言えば「何でもあり」ですが、よく言えば全てに対して寛容な国民ともいえます。
そして、全てを受け入れながらも、ひとつを選らばない姿勢、それはあたかも、多くの人と交際しても、誰とも結婚せず真の運命の人と出会う日を真剣に待ち望んでいる人のようにも見えます。
そう、私は「日本人はまじめに真の神を求めている」のだと思います。
外国人が評価した日本人の特質とは勤勉さと他の人に対する細やかな気づかい、そして寛容です。
広島の原爆資料館には「このような悲劇は二度と繰り返しません」というスローガンが掲げられていますが、その言葉には一般市民を巻き込んだ無差別大量虐殺兵器を落としたアメリカに対して、恨みがましいことは一切語られていません。それは日本人が持っている、赦しの性質の現れにあるように感じます。
日本人は優秀な民族です。日本の歴史を見るときに2つの驚くべき時代がありました。明治維新によって鎖国体制から、わずかな期間でアジアでほとんど唯一植民地化をまぬがれ、世界の列強に加わりました。また、第二次世界大戦の後、焼け野原から経済復興をなし世界のトップレベルの経済大国に仲間入りしました。それはどちらもわずか30年で成し遂げられたのです。
現在、日本の政治も経済も傾いていますが、日本には未来があります。日本人には素晴らしい特性があるからです。しかし良い特質を持っていても、ありのままでいいというわけではありません。もし私たちが真理に出会い、正しく用いれないならどんなに良いものであっても
「勤勉=過労」
「他人を思いやる心=うつ」
「寛容=優柔不断」
といったように好ましくない形で現れてしまいます。ですから、日本人が真の良さを発揮する為に、私達は真の神との出会いが必要なのです。
日本が嫌いな日本人がたくさんいます。でもそれは歪められた姿を見せられているからに過ぎません。
同様に自分を愛せない人がたくさんいます。が本来のあなたは素晴らしい存在なのです。
そして聖書は言っています。
「あなたは神の目に高価で尊い」
私たちを創造した「神と出会う事」は本来の美しさを引き出すことです。真理に出会う時に自分の嫌いだった性格や特性も麗しいものである事を知るのです。全ての人は素晴らしいものを持っています。
私達はナンバーワンではないけれどオンリーワン(尊い存在)なのです。